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教育省が3月12日、ラマダン中も学校の食堂を開けるよう指示したことに対し、全マレーシア・イスラム党(PAS)のウラマー評議会は、「この対応は過剰」と批判している。
教育省の決定に対して PASは、留保を表明。「公共の不和を引き起こす可能性がある」と指摘した。PASウラマー評議会のトップ、アフマド・ヤハヤ氏は、「ラマダン中における校内食堂閉鎖は、断食を行うイスラム教徒(ムスリム)への敬意を示すもの」と説明。「ファドリナ・シデック教育相は急いでこの指示を出したが、これはラマダンの聖月に対する不敬である」と言及した。
一方で、「これは非ムスリムの生徒が食事を奪われるという意味ではなく、むしろ彼らにラマダンの意義を学び、尊重する機会を与えるものだ」とし、「非ムスリムの生徒が弁当を学校に持参し、指定されたエリアで食べることができる」と付け加えた。