「ロイヤルホスト」、チャンギ空港ジュエル出店が決定

マレーシアからの身近な渡航先として立ち寄る機会の多いシンガポール・チャンギ空港併設のショッピングモール「ジュエル（Jewel）」に、日本のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」が出店することになった。

共同出資を行うロイヤルホールディングス（本社・福岡県福岡市）と双日株式会社（本社・東京都千代田区）の２社が3月26日発表した。両社は共同出資でシンガポール現地法人Royal Sojitz Internationalを設立。その子会社であるRoyal Food Services (Singapore)が7月19日にジュエル内店舗をオープンする運びだという。

ロイヤルにとって、ジュエルへの出店は海外直営１号店となる。客席数は90席を予定、6月中のプレオープンを目指す。

シンガポール初出店となる同店では、オニオングラタンスープやドリア、ハンバーグなど、ロイヤルホスト定番のバラエティ豊かな洋食を提供。日本で独自の発展を遂げたロイヤルホストの洋食メニューの一部を、シンガポールオリジナル商品として開発、販売予定としている。各種看板商品の味の決め手の一つとなるソースなどの食材は、日本のセントラルキッチンで仕上げたものをシンガポールへ輸出し日本国内と同様の味の確保に努める。