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高機能性素材の開発を手がける岐阜大学スタートアップのファイバークレーズ (FiberCraze)はこのほど、マラヤ大学にある感染症研究センター(TIDREC)と感染症対策技術に関する共同研究の実施を目的とした合意書(MoA)を締結した。
この提携は、東南アジアで深刻化しているデング熱やマラリアといった感染症への対策を強化することを目的としている。特に、気候変動や都市化の影響でこれらの病気が広がり、さらに殺虫剤への抵抗力が強い蚊の増加により、感染症の予防と駆除が難しくなっている。このパートナーシップを通じて、ファイバークレーズは独自の技術を用いた高機能素材「Craze-tex」の開発を進め、感染症の予防に貢献することを目指す。
この取り組みは、地域社会の健康を守り、感染症の日常生活への影響を軽減するための重要なステップである。マラヤ大学TIDRECとの共同研究により、マレーシアでの実証実験を通して、感染症対策に寄与することが期待されている。