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CYBERDYNE、サイバニクス技術の展開に向け人的資源相と会談

CYBERDYNE、サイバニクス技術の展開に向け人的資源相と会談

2024.05.29 日系企業動向

CYBERDYNE(本社・茨城県つくば市)は5月23日、アンワル首相訪日に同行したマレーシア政府関係者とサイバニクス技術のマレーシア展開に向けたトップレベル会談を同社本社にて開催した。

会談にはスティーブン・シム人的資源相、社会保障機構(PERKESO)のアジズ・モハメッド・グループCEOらが参加。2024年末に運用開始予定でイポーに開設予定の「PERKESO国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンター」に、HAL50セット(65台)をはじめとするサイバニクス製品の導入意向が表明された。これは単一施設へのHAL導入数として世界最大規模である。

同社は2018年からPERKESOと連携し、サイバニクス治療の普及を推進しており、現在マレーシア国内12施設において114台のHALが稼働している。本会談を踏まえ、PERKESOとの協議を引き続き進める予定。

HALはHybrid Assistive Limbはの略称。CYBERDYNEが開発したロボットスーツで、使用者の体に装着し、脳から筋肉への信号を読み取って動きをサポートする装置。主に、リハビリテーションや介護、重労働の支援に使用される。HALは、サイバニクス技術を基にしており、脳神経とロボット技術を融合させた革新的な技術である。これにより、運動機能が低下した人々の機能回復や補助を目的としている。

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