ホームマレーシアニュースアミタG、バイオマス資源利活用で政府系企業と提携
アミタG、バイオマス資源利活用で政府系企業と提携

アミタG、バイオマス資源利活用で政府系企業と提携

2024.09.12 日系企業動向

環境ビジネスを手掛けるアミタグループ(本社・京都市中京区)の海外事業統括会社であるアミタ・サーキュラーデザイン(ACD、拠点・クアラルンプール)は9月2日、マレーシア政府系企業であるUEM Lestraの子会社で、再生可能エネルギー関連の事業を行うCenergi SEAと「戦略的業務提携に関する基本合意書」を締結した。

この合意に基づき、両社は共同で、マレーシア国内における未利用バイオマス資源の利活用事業に関する事業性調査および事業モデル開発を行う。具体的には、パーム油の製造工程で排出されるパーム椰子房から果実を取り出した後に残る繊維状の房であるempty fruit bunch(EFB)等を代替燃料として、マレーシア現地企業や日本国内に供給する事業モデルを検討する。

これにより、ACDとナザグループによる合弁会社のAMITA BERJAYAが同国において展開する100%再資源化事業の拡大に寄与するとともに、石炭などの天然資源からバイオマス資源へとエネルギー転換を促し、顧客企業における脱炭素化支援を目指す。

なお、ACDは企業や自治体との循環型事業共同開発、および一般廃棄物・産業廃棄物の再資源化事業を手掛けている。

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