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コンタクトレンズ製造販売を手掛けるメニコン(本社・名古屋市中区)は9月30日、シンガポールの同業オキュラス(Oculus)から、マレーシアを含む東南アジアの販売会社3社の株式を100%取得し、完全子会社化したと発表した。
オキュラスは、東南アジアを中心にコンタクトレンズの製造・販売を行っており、特にカラーコンタクトレンズを主力とした「FreshKon」ブランドが高い認知度を持ち、2,000店舗以上の販売網を擁している。
メニコンは東南アジアにおいてこれまで輸出や代理店での販売を行ってきたが、若年層人口の増加や所得向上により、この地域のコンタクトレンズ市場の成長が見込まれることから、現地での販売拠点が必要と判断し、販売会社3社の株式取得に至った。
また、メニコンは1日使い捨てコンタクトレンズの製造拠点として、シンガポール工場や2026年3月期下期に稼働予定のマレーシア工場を東南アジアに設置している。今回の株式取得により、東南アジアにおける販売と製造の体制が確立され、メニコングループのさらなる成長につなげていく考えだ。