フォーイットのマレーシア現法、インフルエンサープラットフォームのシンガポール社を取得

パフォーマンスマーケティングプラットフォーム事業を展開するフォーイット（本社・東京都渋谷区）は10月2日、同社の100％子会社であるマレーシア現地法人であるFORIT DIGITALを通じて、東南アジアを中心としたインフルエンサープラットフォーム「PopStar」を提供するYOYO Holdings（本社・シンガポール）が発行する株式の過半数をさる9月3日付で取得し、子会社化したと発表した。

YOYOが提供する「PopStar」はインドネシア・フィリピン国内では最大級の規模を誇る。同社は、約20年にわたる日本国内でのパフォーマンスマーケティングプラットフォーム「afb」運営のノウハウを活かし、2017年よりグローバルパフォーマンスマーケティングプラットフォームとして「Webridge」の展開を進めて来たが、近年、日本企業の海外展開、海外企業の日本参入、海外企業の海外展開という3つの軸におけるグローバルマーケティングの需要が顕著に高まる中、今回のYOYOの子会社化により、グローバルブランドを顧客に有する、インドネシア・フィリピンの事業基盤、ソーシャルメディアプラットフォーム「TikTok」との強固なアライアンス、30万人を超えるインフルエンサーを抱えるプラットフォーム「PopStar」が当社グループの傘下に入ることになる。これにより、当社が有する「Webridge」のグローバル展開をさらに加速させ、世界中の広告主および媒体社へのサービス提供が可能になると考え、今回の株式取得に至ったとしている。