マレーシア日通、空港拠点が医療機器物流の品質基準認証を取得-2021/01/06
2021.01.06 日系企業動向マレーシア日本通運はこのほど、同社のクアラルンプール国際空港(KLIA)支店が医療機器局から医療機器物流の品質基準認証(GDPMD)を新たに取得したと発表した。
同社は2019年12月、クランロジスティクスセンターでGDPMD認証を取得しているが、電子医療器具の倉庫保管業務に限定されていた。
今回KLIA支店が取得したGDPMD認証の業務範囲は病院での診断、治療用機器などを含む医療器具の取り扱いまでが広がっているほか、倉庫保管業務だけでなく国内配送の流通業務が新たに含まれている。
これにより、GDPMD認証に準拠した安全で高品質な輸送の提供が可能となったことから、同社は今後、クアラルンプール空港発着の航空輸送とマレーシア国内配送での医療機器物流事業の拡大を目指す。
さらに同社は現在、医薬品物流の適正基準(GDP)認証の取得手続きも進めている。