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朝日印刷(本社・富山県富山市)はこのほど、マレーシアの印刷会社であるハーレー(Harleigh)マレーシアおよびシン・ニッポン・インダストリーズの各々の株式65%を取得し、子会社化するための株式譲渡契約を締結したと明らかにした。
朝日印刷は、「美と健康の包装に関する分野」を事業領域とし、医薬品・化粧品包材(パッケージ・添付文書・ラベル等)の製造・販売を行う印刷包材事業及び包装システム販売事業を中核に、業容の拡大、企業価値の更なる向上に努めている。株式取得の理由について同社は、2017年にスタートした中期経営計画(AD2021計画)を策定しているが、ファーストコールカンパニーとして「美と健康市場でトップシェア」を極める戦略的売上拡大、および「ワンストップサービス」を実現し海外市場における販売・製造拠点を確立する海外進出展開、そして多様な人材を獲得し業界ナンバーワン企業として幅広い知識と経験を持った人財育成などを目指している。
一方、ハーレーとシン・ニッポン・インダストリーズはいずれもマレーシア国内に製造拠点を持ち、マレーシアの医薬品市場においてパイオニア的な存在として一定の地位を確立しているだけでなく、マレーシア国内外において強固な顧客基盤を築いている。こういったことから、「これまでの当社との取引実績に基づき信頼できるパートナー企業であると考えている」としている。
今回の株式取得により、朝日印刷はASEANを中心とした販売・製造拠点の確立、人材交流等を通じた人財の育成など当社の中期経営計画を加速する考えだ。