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日本の大手生活雑貨チェーン「ダイソー」を展開する大創産業は、セランゴール州プラウ・インダ(Pulau Indah)に、同社として世界最大となる物流センターを開設した。投資額は約12億リンギで、11月5日に開所式が行われた。
新施設は、クラン港(Port Klang)に近い立地を生かし、日本や中国などの製造拠点から届く商品を仕分け、保管、再梱包したうえで、アジアや中東の計27カ国に配送する国際物流拠点となる。
今回の施設は、日本の広島県にある同社の物流拠点を上回る規模となり、今後の海外事業拡大を支える重要な役割を担う。
開所式に出席したアンワル・イブラヒム首相は、ダイソーによる投資について、マレーシアの経済的安定性や物流インフラ、長期的な成長性に対する国際企業の信頼を示すものだと評価した。
首相は、マレーシアがマラッカ海峡に面する戦略的な立地に加え、港湾設備や道路網、熟練した労働力を備えていることが、海外企業の投資を呼び込む強みになっていると強調した。
また、クラン港は2025年に過去最高となる約1,510万TEU(約6メートルコンテナ換算)の貨物を取り扱い、世界有数のコンテナ港となっている。
政府は今後も港湾、鉄道、航空貨物などのインフラ整備を進め、マレーシアを世界的な物流拠点へと発展させる方針だ。今回のダイソーの進出は、日本企業によるマレーシアへの大型投資としても注目されている。