ホームマレーシアニュース日本の巡視船「みずほ」がポートクランに寄港 海上保安機関の連携強化へ
日本の巡視船「みずほ」がポートクランに寄港 海上保安機関の連携強化へ

日本の巡視船「みずほ」がポートクランに寄港 海上保安機関の連携強化へ

2025.06.24 日系企業動向

マレーシア海上法令執行庁(MMEA)は6月23日、日本の海上保安庁(JCG)所属の「みずほ」巡視船がセランゴール州ポートクラン・クルーズ・ターミナル(PKCT)に到着したことを歓迎した。
今回の寄港は5日間の戦略的ミッションの一環であり、両国の海上保安機関による長年のパートナーシップをさらに強化するものとなる。


MMEAのモハド・ザワウィ・アブドゥラ作戦担当代理副長官(海軍少将)は、地域情勢が複雑化する中、日本側がマレーシアの能力を信頼し、協力関係を深めていることの表れだと述べた。

「両機関は、経験と専門知識を共有し、地域の海域を潜在的脅威から守るという共通の目標に向かって連携していきます」とザワウィ少将はPKCTの埠頭で語った。


駐マレーシア日本国大使の四方敬之氏も同席し、訓練や協力、技術共有を通じて、両国の海上保安体制が一層強固になることへの期待を述べた。

「2006年以降、JCGとMMEAの協力は、地域の海上取締能力の強化に重要な役割を果たしてきました」と四方大使は語った。

今回の訪問では、「みずほ」とMMEAの巡視船「KMバンギ」による合同訓練のほか、遠距離音響装置(LRAD)を用いた実地演習も実施され、実務面での協力体制がさらに深まった。

Tweet Share
マレーシア名門校が東京・大阪に集結!「マレーシア・インターナショナルスクール留学フェア2025」開催決定
マレーシア名門校が東京・大阪に集結!「マレーシア・インターナショナルスクール留学フェア2025」開催決定

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア