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マレーシアに拠点を置く住友グループの4社、住友三井銀行マレーシア、住友商事マレーシア、SMFLリース(マレーシア)、MSIG保険(マレーシア)が、Leave a Nest Malaysiaと連携し、持続可能性に焦点を当てたSTEM教育を通じて企業の社会貢献(CSR)活動を強化した。
今回の取り組みは、住友グループ4社とLeave a Nest Malaysiaによる初の合同CSRプロジェクトであり、住友グループの130年以上にわたる社会貢献・環境保全の歴史と、Leave a Nestの次世代イノベーター育成の使命を融合させたものである。
Science Castle Asia 2025の開会式(10月18日)では、住友三井銀行マレーシアの塩尻篤秀社長が今回の協働の意義を強調し、企業の取り組みと若者主導のイノベーションの重要性を述べた。また、プラスチック汚染の深刻さに触れ、東南アジアでは世界の海洋プラスチック汚染上位10か国のうち6か国が該当し、フィリピンが1位、マレーシアが3位であることを指摘した。マレーシアはプラスチック廃棄物の主要輸入国であり、適切に処理されない多くの廃棄物が河川に流れ込み、海洋汚染や環境悪化の原因となっている。日本も主要な輸出国として責任を共有しており、協働による解決の必要性が浮き彫りとなった。
この連携では、「住友グループ特別ポスター賞」を設け、環境の持続可能性に関する優れた学生プロジェクトを表彰した。授賞式は10月19日に住友商事マレーシアの松井智嗣社長が行い、受賞プロジェクトには以下が選ばれた。
受賞チームは2026年1月に開催される「住友グループ科学ワークショップ」に招待され、河川・海洋の廃棄物問題に関する実践的解決策を科学者やスタートアップと共に議論する。
Leave a Nest Malaysiaは2002年に日本で設立され、アジア各国や米国・英国に拠点を持ち、研究者・教育者・産業界をつなぎ次世代の科学者やイノベーターを育成している。Science Castleは、若者が研究成果を発表し、国際的な交流を通じて科学技術でより良い未来を創ることを支援するプラットフォームである。
住友グループは400年以上の歴史を持つ日本の大手企業グループであり、社会貢献・イノベーションを重視し、世界各地で持続可能な成長を推進している。今回のプロジェクトは、教育・イノベーション・協働を通じた社会的・環境的価値の創造を目指す取り組みである。