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パナソニック、同社最大規模の太陽光発電システム導入

パナソニック、同社最大規模の太陽光発電システム導入

2024.12.09 日系企業動向

パナソニック空質空調社(以下、パナソニック)は、工場におけるCO2排出量の実質ゼロ化を目指し、パナソニックAPエアコンマレーシア(以下、PAPAMY)の工場に、発電容量5.2 MW規模の太陽光発電システムを導入した。この規模は、パナソニックグループ内において最大級であり、年間発電量は約5,900 MWh、CO2排出量削減効果は年間約3,912トンに達すると見込まれる。この取り組みにより、PAPAMYのエアコン工場およびオフィスを含む全使用電力の約20%を賄うことが可能となる。

パナソニックグループは「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げ、2030年までに全事業会社において自社拠点でのCO2排出量実質ゼロ化を目指している。この一環として、ルームエアコンや業務用空調機器、ヒートポンプ式温水給湯暖房機(A2W)、コンプレッサーの生産を担うPAPAMYでは、エアコン工場の屋根を中心に9,461枚の太陽光パネルを設置し、発電量と使用電力量をリアルタイムで見える化する太陽光発電システムを稼働させた。

さらに、塗装工程におけるスチームレス化などを通じ、消費エネルギーの削減およびエネルギーコストの合理化を図ることで、PAPAMYのエアコン工場において2025年のCO2排出量ゼロ化達成を目指す計画だ。

パナソニック空質空調社は、省エネルギーを推進する空質空調機器の開発およびサービス提供を通じ、引き続き拠点のCO2ゼロ化を進め、「Panasonic GREEN IMPACT」の実現に向けた取り組みを加速していく。

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