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すかいらーく、すき屋マレーシア運営社を子会社化

すかいらーく、すき屋マレーシア運営社を子会社化

2024.12.13 日系企業動向

すかいらーくホールディングス(本社・東京都武蔵野市)は、12月12日の取締役会において、マレーシアで「すき屋(Suki-Ya)」を運営するCreateries Consultancy (CCグループ)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。
すかいらーくは、CCグループの株式を取得することで、マレーシアおよび東南アジア諸国での迅速な出店展開を目指す。
CCグループはムスリム向けすき焼き・しゃぶしゃぶ専門店を13店舗運営し、マレーシアで高い人気を誇る。
この業態は、高品質な肉を手頃な価格で提供するという差別化されたノウハウを持ち、さらなる出店拡大が期待されている。
一方、すかいらーくが展開する「しゃぶ葉」は、豚肉やアルコールも提供する中華系住民向けの業態である。
今後は両ブランドを活用し、資金やリソースを投入することで、マレー系と中華系を対象とした二つのブランド戦略を推進し、マレーシア市場の拡大および東南アジア諸国への展開を図る。
さらに、「しゃぶ葉」とCCグループが展開する「すき屋」の両ブランドを保有することで、調達、配送、店舗デザイン、人材教育などの分野で共通化が可能となり、事業効率を大幅に高めることができると考えられる。
マレーシアにおいて「すき屋」はムスリム向けに特化したブランドであり、10年以上の運営歴を持つことでマレーシア市場において高い認知度を確立している。
すかいらーくは同ブランドを日本で展開する予定はないとするものの、マレーシア市場での成長に寄与する重要な資産となる。

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