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セランゴール州スルタンのシャラフディン・イドリス・シャー州王は、セランゴールFCが、ジョホール州イスカンダル・プテリで行われるジョホール・ダルル・タジム(JDT)とのチャリティー・シールド戦に参戦しないという決定を全面的に支持すると表明した。
これは、セランゴールFCのウィンガー、ファイサル・ハリム選手が強酸をかけられる攻撃を受けたことによるもの。州王は「試合そのものの安全性の問題はさておき、選手たちの士気は今もなお影響を受けている」と述べた。
セランゴール州の王宮が5月9日に発表した声明によると、「州王はマレーシア・サッカー・リーグが10日のチャリティー・シールドを実施する決定に失望している」と記されている。
州王はセランゴールFCのパトロンでもある。「選手や関係者が巻き込まれたいくつかの生死に関わる事件を受け、チームが参戦しないと判断することはに正しいという意見を持っている」とも述べている。
チャリティー・シールドとは、イングランドの旧チャリティー・シールド(現在のFAコミュニティー・シールド)を範としたもの。昨シーズンのスーパーリーグ王者と同2位が対戦するもの。イングランドでは、中立となるスタジアム(具体的には、イングランド代表戦が行われるウェンブリースタジアム)で実施されるが、マレーシアでは前シーズン王者の本拠地で開かれる規定となっている。