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人気K-POPグループBTSのクアラルンプール公演を巡り、公式販売開始前にもかかわらず転売サイトでチケットが出回っている問題で、主催側がファンに注意を呼びかけている。
コンサート運営を手がけるLive Nation Malaysiaのマネージングディレクター、パラマナタン・ラジャゴパル氏は、正規販売ルート以外での購入を控えるよう強く要請。「購入が止まれば詐欺も止まる」と述べ、転売サイト利用のリスクを指摘した。
問題となっているのは、「BTS World Tour『Arirang』」のクアラルンプール公演のチケットで、ViagogoやVeriticketsといった二次流通サイトが、プレセール開始前から販売を行っていたことが確認されている。
同氏は、こうしたサイトを利用することで詐欺被害に遭う可能性があるとし、「利用するプラットフォームの信頼性を十分に確認する必要がある」と警告した。一方で、マレーシアではチケット転売を明確に禁止する法律が存在しないため、これらのサイトに対して法的措置を取るのは難しいという。
実際、転売サイトではVIPパッケージを含む複数のチケットが、2,000リンギットから最大1万5,000リンギットで販売されていた。正規価格が338~1,288リンギットであることから、大幅な上乗せ価格となっている。
SNS上では、現地ファンが販売前からの転売行為に不満を表明する声が相次いでおり、一部ではインフルエンサーによる先行転売の疑いも指摘されている。
マレーシア政府は、チケット転売規制に関する法整備を検討しているものの、2023年の報道以降、大きな進展は伝えられていない。今後、国際的な大型公演の増加が見込まれる中、制度整備の遅れが課題となっている。