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マレーシアでは10月、F1をはじめとする国際的なスポーツイベントが同時期に開催されることから、「メガ・スポーツ・ウイークエンド」としてスポーツツーリズムや経済の活性化につなげる動きが広がっている。
10月2~4日には、セパン・インターナショナル・サーキット(SIC)でF1のバーレーンGP関連イベントが開催されるほか、クアラルンプール・スタンダードチャータード・マラソン、ル・ツール・ド・ランカウイ、オールスター・レジェンズ・フットボールマッチなど、複数の大型スポーツイベントが予定されている。
インバウンド観光の専門家ウザイディ・ウダニス氏は、これらを個別にPRするのではなく、一つの「メガ・スポーツ・ウイークエンド」として売り出すことで、より大きな観光効果が期待できると指摘。モータースポーツ、マラソン、サイクリング、サッカーと異なる層の観光客を呼び込めるため、ホテルや航空会社、飲食店、交通、小売など幅広い業種への波及効果が見込まれるという。
さらに、F1観戦を目的にオーストラリアや欧州、中東などから訪れる外国人観光客に対し、マラッカ、ゲンティン・ハイランド、プトラジャヤ、ランカウイ、ペナン、サバ、サラワクなどを巡る旅行商品を組み合わせ、滞在期間を延ばすことも重要だと提案した。
セランゴール州観光局も、F1関連イベントによって観光客数やホテル稼働率、小売消費、観光関連サービスへの需要が増加すると期待。セパンだけでなく、シャーアラム、スバンジャヤ、ペタリンジャヤ、サイバージャヤ、カジャン、バンギなど周辺地域への経済効果も見込まれている。
業界関係者は、F1の経済効果をチケット販売だけで判断するのではなく、観光客が国内で消費する金額全体で評価する必要があると指摘。2026年の「Visit Malaysia Year」などと連動し、10月の大型イベントをマレーシアのスポーツツーリズムを成長させる機会として活用することが期待されている。