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2025年は、マレーシアのスポーツ界にとって飛躍の年となった。世界選手権や国際大会、地域大会で金メダルや記録的な成果が相次ぎ、競技の枠を超えて国内外から大きな注目を集めた。本稿では、主な競技と結果を中心にその歩みを振り返る。
バドミントン界の最大の舞台である2025年世界選手権において、チェン・タンジエとトー・イーウェイ組が混合ダブルス優勝を果たし、金メダルを獲得した。決勝では中国ペアを退け、21–15、21–14のストレートで勝利し、マレーシア・ファン待望の世界タイトルとなった。この金メダルはマレーシアにとって男子ダブルスに続く2回目の世界王者誕生を意味している。
ウーシュ競技でもマレーシア勢が大活躍した。タン・チョンミンが世界大会(World Games/中国・成都)で女子ナンチュアン&ナンダオ複合種目の金メダルを獲得し、マレーシア初の快挙となった。また、シー・シンペンは男子の槍術(チャンショウ)で金、さらに剣術(ジアンショウ)でも金メダルを獲得し、同年の大会で複数の優勝を飾った。ウーシュ女子チームでも、タン、リー・ジアロン、パン・プイイーらが団体戦(デュイリアン)で金を勝ち取り、中国やイタリアなど強豪を退けた。
ベルギーで開催されたUCIパラサイクリング世界選手権では、ヌライニ・モハマド・シュクリが女子タイムトライアル(WC1/11.6km)で銅メダルを獲得した。これはマレーシア人女性パラサイクリストとして世界選手権初のメダル獲得という歴史的な成果であり、2月にタイでのアジア選手権で取得した2つの金と合わせ、国内パラスポーツの躍進を象徴する結果となった。
ロードレースでは、ムハンマド・ヌル・アイマン・ロスリが地元開催の「ペトロナス・ル・トゥール・ド・ランカウイ」第7ステージで劇的な2位表彰台を獲得し、5年ぶりにマレーシア人選手が同大会の上位に名を連ねた。214.9kmの過酷なレースを戦い抜き、最後はわずか2秒差でのフィニッシュとなった。
2025年タイで開催された第33回東南アジア競技大会では、マレーシア代表団が57金・57銀・117銅の計231個のメダルを獲得し、国外開催大会として過去最多のメダル数で総合4位となった。また、マレーシア代表はSEAデフゲームズ(聴覚障害者大会)でもトラック&フィールドを中心に圧倒的な強さを見せ、10種目で金メダルを獲得し、総合優勝を飾った。
バドミントンでは、パーリー・タン&M.ティナア組が世界選手権で銀メダルを獲得し、世界ツアーで3タイトルを獲るなど好成績を残した。
2025年は、マレーシアスポーツ界にとって金メダル獲得・歴史的な記録・世界大会での活躍が重なった豊かな年となった。これらの結果は、将来の大会やオリンピックに向けた競技力向上への弾みとなるだろう。