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今年のデング熱感染死亡者63人に=専門家が警鐘

2020.04.20 政治・社会
 保健省のデータによると、昨年12月29日から4月18日までの間にデング熱による感染での死亡者数が63人に達している。専門家は新型コロナウイルスの感染拡大防止も重要だが、この時期もデング熱にかからないよう注意を呼びかけている。  同省の統計では4月19日までで感染者数は3万7840人。セランゴール州が最多で2万2826で、次がジョホールの3106人、クアラルンプールの2854人と続いている。19日のみで全国で139人が感染した。  マレーシア国民大学(UKM)の公衆衛生専門のロジータ・ホド准教授は「デング熱の恐ろしさを忘れるべきではない」と警告。1902年にウイルスが発見されて以降、いまだに治療方法が見つかっていないと指摘した。  デング熱の予防は蚊に刺されないことが重要で、身の回りで蚊を孵化させないことも予防対策の一つともなる。ネッタイシマカやヒトスジシマカを媒介として感染するが、准教授はこれらは排水溝や河川、湖などには蚊は卵を産まず、花瓶や水槽といった身の回りにある水の入ったものに産むため、活動制限令中も常にきれいにしておく必要があると語った。これまでの調査では飲料水ボトルの蓋に水があるとそこでも孵化するという。  デング熱は蚊に刺されてから発症するまで3~14日を要し、高熱や頭痛、発疹、関節痛などの症状が出る。重症であるデング出血熱にかかると死亡することもある。また、同じ蚊がジカ熱のウイルスを保持していることもある。
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