今年の失業率5.5%、過去最高を予測=統計局長
2020.05.16 政治・社会マレーシア統計局のモハマド・ウジール局長は5月14日、今年の失業率が3.5%から5.5%の過去最高となる可能性があると予測した。新型コロナウイルスのまん延による影響が大きい。
政府は緊急経済対策を実施し、経済活動も再開されている。同局長は「経済の早期回復が望まれる」と期待感を示した。政府は新卒30万~35万人を含む雇用創出措置を打っているが、今年第1四半期(1~3月)の労働市場では「不均衡の始まりの兆候が見える」として年間の失業率は高くなるとの見通しを示した。
3月単体の失業率は3.9%を記録していた。