トレンガヌ沖合、MCO中にベトナム船50隻出没-2020/05/21
2020.05.21 政治・社会トレンガヌ州海事執行庁(MMEA)は5月17日、3月に活動制限令(MCO)が発令されて以降、50隻のベトナム船籍が同州沖合に現れていたことを明らかにした。
すべて漁船だったとみられる。新型コロナウイルス感染防止のため、拿捕せずにすべて追い払ったという。
5月11日から15日の間にも10隻ほどが出没していた。
同庁はこれまで、海域で放置された網などの漁業関連用具をすべて没収、海に漁船が入って来られないよう氷などを浮かべたりする対策を打っている。
また、侵入してきた船の番号などを調べるなどしたことも奏功したようで、同庁は「同じ船籍が侵入を試みようとした形跡はない」としている。