クランタン州で感染者、KLからの帰省女性-2020/05/27
2020.05.27 コロナ保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は5月20日、クランタン州クアラ・クライで妊娠女性の感染者が出たことを発表した。クアラルンプールから出産のために5月7日に同州に帰省。医療機関で検査したところ、新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。
同省は19日、陽性反応とわかるまでの足取りと濃厚接触者の追跡を開始している。女性は現在、病院で隔離されている。
クランタン州は5月初めから感染者のいないグリーン・ゾーンとなっていた。女性はクアラルンプールの感染者の多いレッド・ゾーンのアンパンから来ていた。
保健省はこれまで州越えの移動者の増加で感染者が増えてしまう懸念を示していたが、現実味を帯びてきた。
政府は重ねて許可のない州越えをしないよう強く呼びかけている。