ペナンのホテル稼働率、年末まで30%以下か-2020/06/04
2020.06.04 コロナマレーシア・ホテル協会(MAH)ペナン支部はこのほど、同州内のホテルの稼働率は年末まで30%を越えないとの予測を示した。クー・ブーリム会長が明らかにした。
ホテル業界は5月から再開が許可されたものの、2カ月に及ぶ活動制限令(MCO)の影響は甚大だと会長は指摘した。現在、ホテルは室料を大幅に値下げし顧客に提供している。しかし、国内の観光客もほとんど現れず、恒例となっているドリアンを道端で食べることも許されていない現状から考えると、同会長は「ホテル業界の回復は6カ月後」との見通しを述べている。
同州内ではこれまで報じられているだけでホテル3軒が閉業に追い込まれている。
また、会長は加盟しているホテルは新たな感染者を出さないために標準運用手順(SOP)を順守しているが、民泊は「衛生管理を怠っている」として政府に法的措置を取るよう求めている。