人獣共通感染症 上半期で2600人超が感染-2020/07/08
2020.07.08 政治・社会保健省のノール・ヒシャム衛生総監は7月7日、動物から感染する人獣共通感染症の感染者数は今年上半期に2649人に達したと明らかにした。
人獣共通感染症のなかで最も多かったのは、ネズミなどの排泄物からうつるレプトスピラ症で1484人。次にマラリアが1156人、日本脳炎7人、狂犬病2人。ブルセラ症やQ熱感染者はいなかった。デング熱は含まれていない。
同衛生総監は「活動制限令(MCO)の実施や個人の衛生管理が高まったことで、昨年より大幅に減っている」と指摘。動物を介する感染症予防に対しては今後も衛生管理をしっかりとしてほしいと呼びかけた。