2019年の家計平均支出額、前年比3・9%増 -2020/07/12
2020.07.12 政治・社会マレーシア統計局は7月10日発表した、2019年の家計支出調査によると、2019年の1カ月当たりの家計支出平均額は4534リンギとなり、前年と比べ3・9%増えた。
前回、同様の調査が行われた2016年には4033リンギだったことから、3年間で12・4%増えたことになる。
都市部の家計支出は前年から3・7%増加し、4916リンギとなった。一方、地方の2019年の平均家計支出額は3038リンギだった。この結果、都市部と地方での支出の格差は1・6倍にも上っている。
1カ月当たりの平均家計支出額が最も多い地域はプトラジャヤの7980リンギ。次にクアラルンプールの6913リンギ、セランゴール州が5830リンギ、マラッカ州が4955リンギ、ジョホール州が4793リンギと続く。
家計支出を使途別でみると、最も大きな割合を占めるのは住宅・光熱費・燃料費の23・6%。次に飲食品(アルコール飲料を除く)が17・3%、レストラン&ホテル13・9%、交通費13・5%と続き、最も小さいのは教育の1・5%だった。