eスクーターなど登録を義務化へ=運輸相-2020/09/08
2020.09.08 政治・社会ウィー・カーション運輸相は9月6日、eスクーターや電動バイクの登録義務化の方針を明らかにした。現在、上院で審議中の道路交通法改正案が可決すれば、登録は義務となる。
同相は「eスクーターや電動バイクは自転車とは異なる。道路で走るのは危険で、事故が発生する前に法制化する必要がある」と述べた。登録のほかに、運転免許証を求めていく可能性も示唆している。なお、同改正案の可決によりeスクーターや電動バイクは公道から締め出されるという。
同相はまた、電動バイクが高速道路を走っている映像を自身のフェイスブック上で公開。「こういった行為は危険」と警告した。現状では事故が発生しても保険が適用されないことから、補償は事故の当事者が支払うことになっており、こうした状況を整備したい意向も示している。
シンガポールでは昨年、eスクーターや電動バイクの歩道での走行が禁じられ、eスクーターは自転車用レーンと一部の道路のみでの走行が認められている。いずれも違反した場合は多額の罰金が科せられる。