ジョホール州、高校生177人が麻薬の陽性反応-2020/09/13
2020.09.13 政治・社会ジョホール州で年初から9月までに高校生177人が麻薬を使用していたことがわかった。同州の教育・情報・遺産・文化委員会のマズラン・ブジャン委員長(州の閣僚に相当)が9月12日に明らかにした。
同州には280の中等学校があるが、このうちフォーム4とフォーム5(日本の高校に相当)の生徒1万人超に対して麻薬取締庁(NADA)が検査を実施。この過程で判明した。年齢は16歳から25歳までだったという。
同委員長は「可能であれば、州としては(麻薬陽性反応の高校生の人数を)ゼロにしたい」との目標を述べた。
同州でも未成年者の麻薬使用は深刻化しており、同委員長は「年々麻薬を使用する種類が変化している」と指摘。近年は合成ドラッグの使用例が高くなっているとも述べた。