車内で一酸化中毒か、ペナンで学生3人が死亡-2020/09/18
2020.09.18 政治・社会ペナン州サマ・ガガー地区の南北高速道路沿いのガソリンスタンドで9月16日夜、車内で学生4人(全員21歳)が意識がなくなっているのを発見された。うち3人がその後に亡くなった。
4人はクダ州スンガイ・プタニの実家に帰省する途中だった。ガソリンスタンドには休憩と食べ物を買うために立ち寄ったとみえ、防犯カメラの映像から4人が乗車した後は一度も外に出てこなかったという。
亡くなったアユニさんは午後9時15分頃に母親に携帯電話のメッセージで連絡。ガソリンスタンドに立ち寄っているとの連絡だった。しかし、午後11時になって連絡がつかなかったことから、父親が探しに来たところ、エンジンがかかった状態で車内で意識がない状態となっていた。
救急隊が駆けつけた際、4人のうち1人はすでに死亡。2人ものちに病院で亡くなった。1人は意識不明の重症で、この女性は死亡した1人の姉妹。
警察などの調べによると、車から排気ガスが音を立て、煙を出ていたとしており、何らかの原因で排気ガスが車内に入ったとみられる。
死亡した女性は運転中に頭痛と吐き気を催していたとの情報もあり、警察は女性4人は一酸化中毒になったとみている。