内国歳入庁、偽のロゴ付き手紙に注意喚起-2020/10/28
2020.10.28 政治・社会内国歳入庁(LHDN:英語ではIRB)は10月27日、同庁のロゴが入った偽のレターヘッド付きの手紙が出回っているとして注意を喚起した。
納税者に対して送られているもようで、所得税の延滞額を指摘して即座に支払うよう促す内容だという。これまでに複数の市民が被害に遭っている。
同庁は手紙だけでなく、延滞額などを指摘して支払いを促す電話やEメールもあるとし、支払いする前に必ず当局に確認するよう呼びかけている。
同庁の職員や警察を騙って被害者に電話し、巧みに話術で「延滞税」を支払わせる詐欺事件が相次いでいる。同庁は27日にもペナン州の医師が上記の手口で2万リンギ超を騙し取られる事件があったと発表していた。