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マレーシア政府は9日、安全運転を行うドライバーを対象に、自動車保険料を最大10%追加で割り引く新制度「Cermat Madani」を開始したことを、交通相の アンソニー・ローク氏が発表した。
新制度では、政府のアプリ「MyJPJ」を通じて車両税を更新する際、運転履歴や交通違反歴などを基にリスク評価を実施。安全運転者と判断された利用者には、保険会社やタカフル(イスラム保険)事業者が保険料の追加割引を提供する。
この割引は、無事故運転者向けの既存のノークレームディスカウント(NCD、最大55%)に上乗せされるもので、条件を満たせば最大65%の割引を受けられる可能性がある。
リスク評価にはAIが活用され、道路交通局(JPJ)や一部の交通違反データを基に運転者の安全運転スコアを算出する。スコアリング制度の本格運用は9月10日に始まる予定だが、割引申請は6月10日から受け付ける。
ローク運輸相は、「交通法規を順守し、安全運転を続ける人が適切に評価され、報われる仕組みだ」と述べ、より安全で責任ある運転文化の定着につながることに期待を示した。