最大手手袋メーカー 集団感染で操業停止命令-2020/11/24
2020.11.24 コロナ政府は11月23日、世界最大手の手袋メーカー、トップ・グローブに対して大小28の工場を操業を停止する命令を出した。同社の新型コロナウイルスの感染者数がこれまでに1800人を越えた。
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は同日の記者会見によると、22日から23日までにかけての同社従業員の検査の結果、1067人が陽性と判明。これまでに従業員5794人を検査したが、感染者総数は1889人に達した。
スランゴール州クランにある同社の社寮はすでに17日から「強化された活動制限令(EMCO)」による封鎖措置が取られ、30日までの期限となっている。
23日に行われた国家安全保障協議会では同社工場を段階的に停止させることを決定した。保健省は22日にも同社の従業員の間で504人の感染者が出ていることを発表しており、クラスター感染が発生しているとの見解を示した。