警察 地滑り発生地区に退去命令-2022/03/15
2022.03.15 政治・社会クアラルンプールのアンパン・ジャヤ警察は3月13日、タマン・ブキ・プルマイ1地区の住宅15軒の住民らに対して地滑りが発生していることから一時的な退去命令を下した。同地区の近くでは10日に地滑りが発生して、住宅15軒がのみ込まれ、4人が死亡している。
警察によると、12日午後7時ごろに同地区の斜面で「比較的大きい」地滑りが発生。これに伴う死傷者は出ておらず、また住宅にも被害は出ていないという。
この地区は丘に面しており、いわゆる「リンクハウス」式の家。マレーシア鉱物地質局(JMG)によると地盤が不安定であることから、警察は退去命令を出したと説明した。