タイから密輸 生きた牛12頭を押収-2022/04/05
2022.04.05 政治・社会クランタン州のタイ国境で4月3日夜10時ごろ、国境警備の一般作戦部隊(GOF)が密輸されたとみられる牛12頭を押収した。逮捕者は出ていない。
GOFは牛の密輸情報をつかみ、国境となっているスンガイ・ゴロの支流を監視していたところ、ボートから陸に牛を引き上げている複数の男性を確認。彼らはGOF隊員に気づき、そのままボートでタイ国境に逃走した。
その後、牛が置かれた周辺を1時間あまり見張っていたが、牛を引き取りに来る者はいなかったという。
牛は断食明け大祭(ハリラヤ)時の犠牲にされ、この時期はマレーシアで高く売れることからタイからの密輸が絶えない。