【新着】マレーシア航空 タワウ便が上空で急降下-2022/04/06
2022.04.06 政治・社会マレーシア航空のクアラルンプール発サバ州タワウ行きのMH2664便が4月3日、天候不良と技術的問題でクアラルンプール国際空港(KLIA)に引き返した。上空では急降下する事態にまで陥り、乗客は死を覚悟したという。
機材はボーイング社製B737-800型機。同便は午後2時半に離陸したが、30分ほどすると悪天候に巻き込まれたうえ、3万1000フィートの上空から2万4000フィートまで数秒で急降下した。
突然の事態だったようで、機内ではシートベルトの着用サインは出ていなかった。このため、シートベルトを付けていない乗客は急降下した際に「宙に浮いた状態」となったと話している。その後も10分ほど機体は大きく揺れ、乗客らは泣いたり、叫んだりする人も多かったという。
この後、機長はクアラルンプールに戻ることを決意し、午後5時ごろに着陸した。けが人はいなかったもよう。