うなぎ稚魚のマレーシア人密輸者、蘭空港で逮捕-2022/04/15
2022.04.15 政治・社会オランダの国境警察は、アムステルダム・スキポール国際空港で数十万匹のウナギの稚魚を密輸しようとしたマレーシア人3人を逮捕したと発表した。
男2人と女1人は4月11日、スーツケース8個を空港に持ち込もうとしたところを職員に怪しまれ、拘束された。
オランダの食品・商品監視団体(NVWA)は、「ケースの中には、水と稚魚が入った袋、合計105キロ分、約30万尾が入っていた」と説明。今後、ウナギはオランダ海域に戻されることになる。
EUの統計によると、この40年間で、絶滅の危機に瀕しているヨーロッパウナギの個体数は壊滅的な打撃を受け、地域によっては99%も減少している。