全国の手足口病 前年同期で12倍増加
2022.05.09 Uncategorized保健省のノール・ヒシャム衛生総監はこのほど、全国の手足口病の感染者数が4月23日までで2万2463人に達していると発表した。
昨年同期は1752人にとどまっており、12.8倍の増加を記録している。
今年の感染者数のなかで最も多いのは6歳以下の子どもで2万1508人。7歳から12歳までは729人、残りは12歳以上の子どもだという。
なかでもクアラルンプール、プトラジャヤ、スランゴール州、ペラ州での感染者数が多いとも説明した。
一方、ヌグリ・スンビラン州政府は5月8日、年初から4月27日までの間に州内での手足口病患者数が958件に達していることを明らかにした。
同州の健康・環境・協同組合・消費者委員会のヴィーラパン委員長(州の閣僚に相当)が述べた。
最も多いのがスレンバンの81件で、ポート・ディクソンの16件など。
新型コロナウイルスの感染拡大で教育機関や公共の場が開放されたことで、手足口病の感染が広がったとの認識を同委員長は示している。