サル痘、マレーシアでも「警戒が必要」
2022.05.22 Uncategorized英国をはじめ、ポルトガル、米国、スペイン、スウェーデン、カナダ、オーストラリアなどの国々でサル痘の発生が報告される中、獣医局および保健省は、マレーシアの動物にもサル痘ウイルスが存在する可能性があるため、迅速に対応するよう要請されている。
リー・ブン・チェー前副保健相は、サル痘について、「特別な予防措置をとる必要がある」と呼びかけ。「海外の動きに目を配り、警戒しなければならない。サル痘は人獣共通感染症で、西アフリカや中央アフリカの動物の間で流行している」と述べている。
サル痘ウイルスの宿主は動物で、密接な接触により人間に感染し、他の人間にも感染する可能性がある。しかし、そのリスクは低く、新たな亜種や感染パターンの変化がない限り、そのリスクは低いと考えられている。
感染すると重症化し、最大で3~5%が死亡する。天然痘の治療薬をサル痘の患者に投与する治療法もある。