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ペロシ氏専用機KL出発後の動向、世界が注目

ペロシ氏専用機KL出発後の動向、世界が注目

2022.08.03 政治・社会
米国のペロシ下院議長(82)が8月2日の日中、アジア4か国歴訪の一環でマレーシアを訪れたが、その後、「台湾に向かう」との報道がなされたことから、世界中の人々が航空機の飛行情報を提供するサイトに釘付けになったという。
同議長が乗った米空軍「SPAR19」輸送機はマレーシア時間15時42分にスランゴール州スバンのマレーシア空軍基地を離陸。飛行情報サイトのFlightradar24によると、スバン離陸から台北の松山空港に着陸するまでに、世界中の70万8,000人以上が追跡。同サイト発足以来、史上最も追跡された「ライブフライト」となったという。
同機はスバンを飛び立ってから、台北まで飛行するに当たり、中国が「領海」と主張する南シナ海を避け、フィリピン東方の太平洋を経由した。こうした経緯もあり、飛行時間は民間機の直行便より2時間以上長い7時間かかったという。
また飛行中のいずれかのタイミングで同機の動向をチェックした人はのべ292万人に上った。
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