首相 早期の次期総選挙の実施を示唆
2022.08.24 Uncategorizedイスマイル・サブリ首相は8月22日、海外メディアのインタビューで早期に下院総選挙を実施する可能性があると示唆した。
首相は「経済がよくならないのであれば、来年まで選挙実施を引き延ばせない」と述べた。
首相は特に最大貿易相手国である中国経済を懸念しており、「中国経済が減速すれば、マレーシアの経済成長に直接影響を与える」とも語った。
ただ、早期に解散総選挙に打って出たとしても、連立与党にとって「バラ色ではない」とも説明。物価高騰など問題が山積しているうえ、数日中に判決が下されるナジブ元首相へ判決内容は与党の統一マレー人国民組織(UMNO)の影響を与えるとも指摘した。
有罪でも無罪でも「与党に影響を与えることは間違いない」とも話した。
UMNO内では早期の総選挙を求める声が日に日に高まっている。
首相は数か月前から解散総選挙の圧力が強まっていたことも認めた。
なお、下院議員の任期は2023年8月まで。