【新着】昨年の新規HIV感染者数3117人に

保健省のルカニスマン副大臣は3月2日、2022年に新たに確認されたHIV感染者数が3177人だったことを明らかにした。
新規感染者のうち20歳から39歳が77％。
全体の感染者で90％以上が男性だったという。
ほとんどが性交渉による感染だった。
これに伴い、昨年末時点で国内のHIV感染者総数は6万9589人となった。
同副大臣はまた、性交渉の前に服用するPrEP(曝露前予防内服)の効果を評価。
これは内服して感染のリスクを減らす予防方法の一種。
同副大臣は国内の民間クリニックや薬局で1本90～120リンギで手に入れられるとも指摘し、治療費よりもかなり安くなるとも述べた。
18歳で感染している人もおり、「禁欲だけでは感染防止は難しい」との見解も示し、この内服薬の服用を勧めている。