関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシアとインドネシアは、パーム油をめぐる欧州連合(EU)との貿易協議を延期する。
マレーシアのファディラ・ユソフ副首相は、EUが採択した森林を切り開いた土地から採れる製品の輸入を禁止する法律について、「我々、特に小規模農家に対する懲罰的で不公平な扱い」だと述べた。
マレーシアとインドネシアは5月初め、EUへ高官を派遣。
小規模な農業経営に悪影響を及ぼす可能性があるとする森林破壊法への懸念を表明した。
両国共に世界最大級のパーム油生産国で、産量を合わせると世界のパーム油輸出の約85パーセントを占めている。
EUは両国にとって3番目に大きな市場となっている。
EUの森林破壊法は、2020年以降に森林破壊された土地で栽培されていないという「検証(トレース)可能な」情報を企業が提供しない限り、コーヒー、牛肉、大豆、その他の商品のEU加盟国への輸入を禁止する規定。