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モハマド・サブ農業・食糧安全保障相は6月8日、補助金による鶏肉や卵の上限価格制を7月1日から変動制に移行させることを明らかにした。
現在出されている補助金は6月30日で廃止し、その後は国内取引・生活費省がこれら2品目の価格を管理する。
同相は「補助金終了後も鶏肉と卵の供給が安定するように、いくつかのメカニズムを実施する予定だ」と述べた。
7月1日からは丸鶏やカットチキンを除くブロイラー鶏の輸出禁止を解除し、鶏肉と卵からは指定国からの輸入も再開する。
鶏肉はタイや中国、ブラジル、デンマーク、卵はタイとウクライナからそれぞれ輸入できるようになる。
このため、畜産農家は輸出市場から収入を得ることができると同相は説明した。
農業・食糧安全保障省では丸鶏の備蓄プログラムを行っており、5月7日現在で目標量2177トンのうち63%まで備蓄が達成した。
現在、鶏肉と卵は補助金で価格が抑えられており、上限価格を設定。
マレー半島では1キロあたりの鶏肉が9.40リンギ、ランカウィ島では同9.90リンギ、サバ州とサラワク州では地域により同9.80~12.90リンギ。