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教育省のリム・フイイン副大臣は6月12日、中等学校の義務教育化の可能性について調査を行っていることを明らかにした。
現在のマレーシアの教育では初等学校(6~12歳)のみが義務教育となっている。
しかし、近年貧困層が中等学校を中退し、学力も低いことから義務化して学力の底上げをしたい考えだ。
中等学校は日本の中学校と高等学校を合わせた学校で、12歳(フォーム1)から17歳の(フォーム5)まで。
中等学校が終了すると中等学校共通試験(SPM)が行われる。
SPMを保持しないとマレーシア国内で近年は就職が難しいことも政府が義務化を検討している要因の一つのようだ。
同副大臣はまた、中等学校に通い困窮している生徒に対しては奨学金や制服の支援、食料補助プログラムなど18種類の就学援助で今後も対処していくとも述べた。