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6月15日から就労ビザの手続きを短縮 5日間で承認へ

6月15日から就労ビザの手続きを短縮 5日間で承認へ

2023.06.13 政治・社会

外国人労働許可申請プロセスが6月15日から大幅に短縮される。

新しいシステム「Xpats Gateway」が同日から段階的に始動する。

これまで雇用パス(EP)を取得する際に一部職種は80日以上かかっていたが、これが5営業日で承認されることになる。

ラフィジ経済相は5月31日にこの新しいシステムを段階的に導入すると発表。

「より使いやすく、行政事務の処理時間を短縮する行政改革の一環」と説明していた。

新システムは2期に分かれる。第1期ではシステム開発をし、準備が整った機関の業種から導入する。

専門職の外国人を雇用するための申請・承認プロセスは、これまで11の政府機関が対応していたが、手続きが遅く、産業界から不満の声が挙がっていた。

これを是正するため、一つの窓口で申請・承認することになった。

15日以降は各政府機関から発行されるサポートレターをESDウェブサイト(esd.imi.gov.my)の「Xpats Gateway」に提出して申請することになる。

サポートレターの発行先は下記の通り。

 

セクター発行機関
製造業及び指定サービス業マレーシア投資開発庁(MIDA)
金融業中央銀行
証券・デリバティブ市場証券委員会(SC)
マレー半島東海岸で運営する企業東海岸経済地域開発協議会(ECERDC)
ヘルスケア関連保健省
観光観光・芸術文化省(MOTAC)
バイオテクノロジー関連マレーシアバイオ経済開発公社
航空業民間航空局
建設業建設産業開発委員会(CIDB)
敎育敎育省
鉱業、採石、鉱物処理鉱物地球科学局(JMG)

 

上記以外の業界の企業はその業界を管轄する機関が8月15日までにサポートレターを発行する。

6月15日からは第2期目に入り、マレーシアデジタル経済公社(MDEC)やイスカンダル地域開発公社(IRDA)がもつ既存のシステムを8月15日までに新システムに統合する。

この日以降に申請される就労ビザの申請・承認はすべて「Xpats Gateway」で行われることになる。

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