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外国人労働許可申請プロセスが6月15日から大幅に短縮される。
新しいシステム「Xpats Gateway」が同日から段階的に始動する。
これまで雇用パス(EP)を取得する際に一部職種は80日以上かかっていたが、これが5営業日で承認されることになる。
ラフィジ経済相は5月31日にこの新しいシステムを段階的に導入すると発表。
「より使いやすく、行政事務の処理時間を短縮する行政改革の一環」と説明していた。
新システムは2期に分かれる。第1期ではシステム開発をし、準備が整った機関の業種から導入する。
専門職の外国人を雇用するための申請・承認プロセスは、これまで11の政府機関が対応していたが、手続きが遅く、産業界から不満の声が挙がっていた。
これを是正するため、一つの窓口で申請・承認することになった。
15日以降は各政府機関から発行されるサポートレターをESDウェブサイト(esd.imi.gov.my)の「Xpats Gateway」に提出して申請することになる。
サポートレターの発行先は下記の通り。
セクター | 発行機関 |
製造業及び指定サービス業 | マレーシア投資開発庁(MIDA) |
金融業 | 中央銀行 |
証券・デリバティブ市場 | 証券委員会(SC) |
マレー半島東海岸で運営する企業 | 東海岸経済地域開発協議会(ECERDC) |
ヘルスケア関連 | 保健省 |
観光 | 観光・芸術文化省(MOTAC) |
バイオテクノロジー関連 | マレーシアバイオ経済開発公社 |
航空業 | 民間航空局 |
建設業 | 建設産業開発委員会(CIDB) |
敎育 | 敎育省 |
鉱業、採石、鉱物処理 | 鉱物地球科学局(JMG) |
上記以外の業界の企業はその業界を管轄する機関が8月15日までにサポートレターを発行する。
6月15日からは第2期目に入り、マレーシアデジタル経済公社(MDEC)やイスカンダル地域開発公社(IRDA)がもつ既存のシステムを8月15日までに新システムに統合する。
この日以降に申請される就労ビザの申請・承認はすべて「Xpats Gateway」で行われることになる。