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2015年にペルリス州ワン・クリアン村で130人あまりが死亡しているのが見つかった虐殺事件。
この事件にかかわった10人の容疑者のうち逮捕された4人がタイ当局からマレーシア当局に6月22日に身柄を引き渡された。
23日には殺人罪や人身売買罪で起訴された。
4人はタイ国籍の人身売買グループのメンバー。
2017年にタイ当局に10人の捜索と身柄の引き渡しを要請していた。
サイフディン・ナスティオン内相は22日、タイ政府に感謝の意を示すと同時に残りの容疑者の身柄確保と引き渡しに期待した。
この虐殺事件は2015年5月、タイ国境に近いペルリス州のジャングルで無人のキャンプをマレーシア当局が発見。
捜索を続けると集団墓地が発見され、地中からは139人の遺体が見つかった。
さらに、タイ側でも36人の遺体が見つかった。
殺されたのはミャンマーのロヒンギャ族やバングラデシュ人。
容疑者らは監禁施設に閉じ込めて家族から身代金を要求するなどしていた。
発見当時はマレーシアだけでなく、世界を震撼させた。
マレーシア国家警察はすでにこの事件について捜査を終えているが、詳細については明らかにされておらず、まだ謎が多い。