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財務省はマレーシア航空と機内食提供のブラヒムズ・ホールディングス社との間の調停役に入ったことがわかった。
英字紙『ニュー・ストレーツ・タイムズ』が6月25日に報じた。
両社は機内食提供の契約を25年前から結んでいるが、今年6月30日に契約が満了となる。
両社は2022年9月から契約更新の交渉をしていたが、同航空側が契約解除通知を1か月前とする新たな条項に提示してブラヒムズ社が反発。
膠着状態が続き、同航空側はグループ会社の一つのケータリング会社「MASアワナ」に機内食の委託を検討していた。
財務省幹部は両社の代表者や関係者を呼んで協議。新契約の締結に向けて協議を続行させるため、現在の契約期間を2か月延長することで両社を合意させたもよう。
両社は取締役会の承認を得て、正式に合意する。
8月末までに協議を重ねて新契約を結ぶ方針で、締結した場合の契約期間は3年になる見通し。
ブラヒムズ社は同航空の国内・国際線の機内食を一手に扱う。
マレーシア航空に1日約2万食を供給しており、全日空やエミレーツ航空、カタール航空などにも1日約1万2000食を提供している。