関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア国内で児童ポルノに関する事件が増加している。
児童ポルノの検挙件数は2018年に631件にとどまっていたが、年々増加して2022年には1259件とほぼ2倍増となった。
事件のほとんどは写真や動画の閲覧やダウンロード、アップロードなど。
ただ、幼い子を手なずけて裸の写真を送信させたり、中には児童との性行為に走るものもいた。
マレーシア国家警察によると、2018年から今年1月までの間に児童ポルノに関与するインターネット・プロトコル(IP)アドレス件数は13万6993件。
2019年には9000件程度だったが、活動制限令(MCO)が発令された2020年には1万8508件にIPアドレス件数は倍増。
さらに、2021年には4万8752件に激増し、2022年は4万9621件にまで増えている。
今年1月時点では8435件のIPアドレスが児童ポルノ関連にアクセスしていると特定されている。
女性・児童犯罪捜査課によると、児童ポルノのコンテンツにアクセスしてオンラインで共有する傾向が年々強まっているとも指摘。
被害者はわずか5歳の子もおり、また被害に遭ったという認識もないことが多く、捜査で容疑者を特定しても被害者に話をさせるのが極めて難しいという。