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サラフディン・アユブ国内取引・生活コスト相はこのほど、ジョホール州ジョホールバルに補助金なしのガソリンスタンドの設立を検討していると述べた。
シンガポールから入国した自動車が給油を禁止されているレギュラーガソリン「RON95」を購入する事例が相次いでいるため。
同省は現在、調査しており、近く設置場所を特定させたい考えだ。
タイと国境を接するペルリス州のパダン・ブサール郡とワン・クリアン地区では今年に入って補助金対象外のガソリンスタンドを設置。
タイからの入国する車を対象にし、RON95を1リットルあたり3.22リンギ、ディーゼル油を同3.45リンギで販売している。
同相は燃料補助金の分配額が600万リンギ節約できたとも説明した。
マレーシア国内では外国登録車両がRON95のガソリンを購入することは法律で禁じられ、ハイオクガソリン「RON97」の購入が求められている。
また、国境から50キロ以内での購入も禁じられている。
外国登録車両がRON95を給油した場合、ガソリンスタンドのオーナーに最高100万リンギの罰金刑と最高3年の禁固刑が科される。今年3月にはこれに違反したオーナーが罰金4万リンギの判決を受けている。
また、今月16日にはジョホール州でシンガポール人2人がRON95を購入しようとしたところをマレーシア人男性が注意。
購入は阻止されたようだが、その後に口論に発展して警察官が急行する事態となった。