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人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は7月17日、ミャンマーの人権活動家とその家族が今月初めにスランゴール州アンパン・ジャヤの自宅から拉致されて行方不明になっていると訴えた。
マレーシア警察当局には所在を迅速に突き止めるよう求めている。
行方不明となっているのは活動家のトゥザー・マウンさん、その夫のソウ・タン・ティン・ウィンさんと3人の子ども。
7月4日午後4時半ごろに自宅の防犯カメラや目撃者からの情報によると、複数人が5人を拉致した。
自宅近くには警備室があるが、その前を車2台が通った映像も確認できた。
車は警察車両の登録番号が使われていたが、これは偽物と警察は断定している。
トゥザーさんの友人との電話中に、トゥザーさんが夫に対して「知らない男が入ってきた」と叫んでいたという。
トゥザーさんはミャンマー・ムスリム難民コミュニティとミャンマー移住労働者委員会の委員長を務め、ミャンマーの野党とも緊密に協力している。
2015年にミャンマーから脱出し、家族とともにその後はマレーシアで難民として暮らしている。