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女性の権利を促進する市民団体「シスターズ・イン・イスラム(SIS)」はこのほど、2022年のイスラム教徒夫婦の離婚の最多の原因は「コミュニケーション不足」だったとの調査結果を発表した。
無料法律扶助サービス「テレニア」を通じてわかったのは離婚した431組のうち31%が「コミュニケーション不足」でこの項目は年々増加傾向にある。
コミュニーケーション不足では「配偶者の一方が話すことを拒否」、「些細な喧嘩から事態が加速してコミュニケーションが不全になる」、「夫が単身赴任で連絡がつかない」といった理由が多く挙げられた。
このほかの離婚の原因として「家庭内暴力」と「夫の経済援助がない」がそれぞれ15%、「不倫」が13%だった。以上の項目は2016年の調査から原因として挙げられていたが、2022年の離婚原因でコミュニケーション不足がトップになったのは初めて。
それまでは「家庭内暴力」が常に首位だった。
また、「一夫多妻によるもの」が原因は2020年に10%だったが、その年のみ。
この際は夫が何年も正妻に隠して妻を娶っていたが発覚して離婚したケースだったとSISは説明した。